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  • 執筆者の写真K

筋・筋膜2浅層バックライン

浅層バックライン(SBL:Superficial Back Line)について


浅層バックラインSBL
ムービングボディより


ラインとしては図のように

・つま先(足底)

・下腿後面

・ハムストリングス

・仙結節靭帯

・脊柱起立筋

・頭蓋の筋膜

・眉弓






このラインはつま先から膝まで膝から頭までの2つの部分からなる。

腓腹筋とハムストリングスはそれぞれ別個で連続した筋・筋膜ではない。

ひざが伸展している時にだけ一つの筋・筋膜として機能する。

☞足の可動域制限とともにSBL全体の運動を制限するとも考えられる


・SFL(下方へ移動)とSBL(上方へ移動)は機能的に互いに拮抗した関係


足底腱膜炎

ランナーであったり、スポーツで激しく運動をしている方ではよく耳にする障害

趾間小球で走っていたり、

何らかの理由で足底腱膜への繰り返しの負担(踵骨付着部を絶えず牽引)などで起りやすい

これらにはこのSBLが関与することもある。


通常、足底は内側部より外側部の方が短ければつり合いが取れている


・足底絞扼

・ハムストリングスの緊張

・腰椎前弯症 

 ☞ 長時間立っていたりすると筋肉は慢性的に縮こまり過緊張状態

  ☞ 腰痛誘発

・頸椎上部の抵抗性過伸展

など姿勢異常が次々と現れてくる。


このように関連してくると

スポーツの基本であるランニング

足底腱膜炎だけでなく、

ハムストリングスの筋膜炎・肉離れ

疲労時の腰が反ったフォームや顎が挙がったフォーム などなど


このようにその姿勢にならざるを得ない理由を考えて治療・トレーニングしていかなければ

より高いパフォーマンスを発揮することなど難しい。


皆様も走っている時の姿勢・フォームがどうか?チェックしてみては・・

疲弊していない時はコントロールされてしまうので

全力で走って、疲弊してきたときのフォームがより顕著に表れてくると思います。

『Conditioning Space K』ではフォームチェックも行っています。


その筋・筋膜は

 ●短縮していて緊張しているのか?

 ●引っ張られていることで緊張しているのか?

この二通りだけでも単純なストレッチだけでは対処できないことが容易に理解いただけると思います。


しっかりと検査・評価して、

治療・トレーニングプランを立てていくことで

不必要な怪我、スランプなどを回避できます。


『Conditioning Space K』では

利用される皆様が自分史上最高の身体を獲得し、

生涯、快適に日常生活・趣味・スポーツを楽しく送れるように少しでもお力になれるように

上記のような色々な角度から考えて施術・トレーニング指導にあたらせていただきます。


色々な情報であふれかえっている今の世の中、

ご利用者様の身体に何がよりあっているか?あってないのか?

それは施術(治療)でもトレーニングでも言えることだと思います。

一辺倒なものにならないように広い視野を持って今後も精進いたします。


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