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加圧リハビリ

​リハビリに加圧下での運動を組み合わせることで様々な効果が期待できます

加圧空圧式.JPG

◆加圧ベルトで適切に血流を制限した状態で行うリハビリトレーニング。

➡血流を制限していることで「低負荷」、「短時間」、「短期間」で効果があらわれます。

◆筋肉のこわばり等による血行障害が肩こり、腰痛などの原因の一つと言われています。

➡この改善のために運動やマッサージ・ストレッチなどで、血行を改善し筋肉の柔軟性を高めることも有効で行っている方も多いはず・・

加圧での運動を行うと以下のメカニズムで効果が期待できます。

※加圧ベルトで腕や足の付け根部分を圧迫(加圧)することでベルトより末端では一時的に血流が減少した状態となります。

➡脳は危険を感じて血流量を増やそうと心臓に指令を出します。

➡血流量が増え、毛細血管の隅々まで血液がいきわたり血管が拡張します。

➡トレーニングをした後にベルトを外すと、制限されていた血流がその拡張した血管に大量の血液が流れ、トレーニング前よりも一時的に血流が増大します。

➡この加圧・除圧を繰り返すことで毛細血管数が増え、血行障害が起こっている筋肉にも血液が流れ、肩こり・腰痛の改善に役立つ可能性があります。

※血行が良くなるということは冷え性にも効果的と言えるでしょう。

◆加圧下での運動は、血流を制限して筋肉内を低酸素状態にします。止めるわけではありません。

➡乳酸などの代謝産物が蓄積し、筋内の代謝環境は過酷に・・

➡この環境の変化が成長ホルモンなどのホルモン分泌を活性化

➡一連の酸素環境・代謝環境の変化やホルモン応答が、筋肥大効果を誘発する主要素として働いていると考えられています。

成長ホルモンは、身体組成の様々な働きに効果的な影響を及ぼします。

・アンチエイジング効果(若返り、美肌、身長が伸びる、育毛、老化防止、肥満改善、長寿効果)

・疲労や怪我からの回復(身体を修復し、体力を回復させる)

➡身体の働きを正常に保ち、病原体(菌やウイルス)や病気への抵抗力・免疫力を高める働き

​などなど

加圧ベルト.JPG

【禁忌事項】

●心臓に障害がある方

●糖尿病でインスリン投与されてる方

●悪性腫瘍のある方

●妊娠中の方

●急性疾患・化膿性疾患の方

●骨折・脱臼・肉離れ・骨粗鬆症の方

●皮膚疾患のある方

●むくみや痛みを感じている方

●高血圧症の方

など

​●そのほか、病院にかかっている方は医師の許可を得てください

【注意事項】

●運動前には充分な水分補給を心がけてください。(加圧リハビリされる方は水分をお忘れなく)

●食後1~2時間のトレーニングはご遠慮ください。

●加圧リハビリ後30分以内の食事は避けてください。

●加圧後、特に腕に赤い斑点のようなものが出てくる場合がありますが、数日~1週間程度で消失しますのでご安心ください。(継続されることで徐々に出現しにくくなります)

​●加圧ベルトは特殊で圧設定も繊細です。ご家庭でのベルト等で代用するととても危険です。絶対に使用しないでください。

●加圧トレーニングの最大の利点は、低負荷の運動で大きな筋肥大・筋力増強効果が得られること。

➡低負荷なので、けがのリスクを抑えて大きなトレーニング効果が得られ、関節や筋・腱の脆弱となっている中・高齢者や怪我の後のリハビリでも安全で効果的な方法として期待できる。


※トレーニングによる力学的負荷が小さいため、筋損傷の程度が小さくなり、回復時間の短縮により高頻度のトレーニングが可能であると考えられます。

●当施設で主に用いている自重での負荷でも加圧を組み合わせることで十分に高い負荷にもなり、筋肥大・筋力増強効果も得られます。

​➡しかも、重い負荷ではついつい力任せになり、フォームが崩れがちになりますが、加圧と組み合わせた当施設の運動では実際の日常生活の動きやスポーツでの身体の使い方にそった動きでのトレーニングで負荷増加ができるために自然と普段から使える身体に変わっていきます。

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